自分は函館が大好きだ。小さい頃函館によく行ったから思い出が多い。毎回函館に行くと発見すること・思い出すことがある。
自分にとって函館とは、自分の考えに重大な影響を与えてくれる場所である。
今日函館から札幌に帰ってきて、新鮮な気持ちの今、そんな函館の魅力をたっぷり紹介したい。
函館は笑顔が素敵
「笑顔が素敵な街」を取り柄にしている自治体は多くある。私は全国各地を旅してきたが、その中でも函館は特に笑顔が多いと感じる。
本州出身の、就活で函館と東京を行き来する大学生も、そんなことを言ってた。「このくらいの街に暮らしたいな。」
他の函館にいる大学生はこう言っていた。「仲良い友達や知ってる人がこのくらいいて、街に行くと必ず誰かに会って。地域のことを思うおせっかいなおじいちゃんもこのくらいいて、ちょうどいいんだよね。」
函館に進学した友達と一緒に歩いていると、彼は急に老齢のおばちゃんに声をかけた。「こんにちは!」
彼のコミュ力が爆発しすぎて知らない人に声をかけていると思った。バイト先によく来てくださる方らしい。
自分も、旅装備の自転車で街を歩いていると、知らないおじさんに声をかけられた。すると突然紙切れを取り出し、「函館通過証明書」を書いてくれた。
ありがとう、おじちゃん。
こうやってみんな笑顔でつながっている、そんな街、函館である。
函館は楽しめる場所が多い
しかしある人はこういう。「函館?なんもないよ?」
住む所や生活スタイルによってはそう感じるかもしれない。しかし、一歩足を踏み出せば様々な出会いが待っている。(筆者は、北大水産学部の人にそう言う人が多いと感じている。他の方に話したら、こっちのエリアにも来ればいいのに!笑 と言っていた)
函館山からは函館市のほぼ全景が見える。この中に明治時代から続く教会群から五稜郭周辺エリアの歓楽街まで含まれている。
湯の川地区には綺麗なビーチがあり、夏には花火大会が行われ、ビーチに座って眺めることができる。(写真は立待岬から見た湯の川地区)
教会群のある地区や五稜郭に行くと、明治維新の時代から続くロマンのある建物を見ることができる。
恵山の方向に少し走ると、海とつながった天然温泉「水無海浜温泉」なんかもあったりする。下はそのときの動画。
このようにエリアによって様々な魅力がある。様々なエリアを訪れれば、ここに書かれていないような発見もたくさんあるはずだ。
メシがうまい
函館は何と言ってもメシがうまい。
ラッキーピエロ
世界を支配するハンバーガーチェーン「マクドナルド」を一切ものとしない大人気のハンバーガー屋さん「ラッキーピエロ」は、地域密着型で、函館にしか店舗を出していない。函館LOVEの方針なのだそう。
このチャイニーズチキンバーガーのセットが死ぬほど美味しい。
う、考えるだけでお腹がすいてくる。。
寿司
函館には回る寿司から回らない寿司まで美味しい店がたくさんある。
回転寿司では倉庫街にある「まるかつ水産」が有名で、新鮮なネタが美味しい。
回らない寿司ですが、「車寿司」というめちゃくちゃ美味しい寿司屋さんがある。
これは大学生の方は親に連れて行ってもらってほしい。大人の方には自分や誰かへのご褒美として。
ネタの出し方がドン!とワイルドで、味もとろけるようでめちゃくちゃうまい。シャリの量も個人的にちょうどいいし。
う、筆者は、、思い出すだけでお腹が空きすぎて死にそうである。
勘弁してくれぇ〜〜
文化的にも栄えている
函館はドラマチックな歴史の舞台であり、今の文化を形作る場所でもある。GLAYも函館から。
蔦屋書店
函館には、蔦屋書店というCCCが運営する、本屋でもありカフェのようでもあり家のようでもあるような、新しいスタイルの本屋がある。
代官山で始まり、函館が二店舗目だそうだ。知り合った方によると、CCC(ツタヤ)の社長は老後は函館で過ごそうというくらい函館が大好きだそうで、それで函館にこの先進的な店舗を作ったそう。
中にはカフェや写真のような展示販売スペースも同じ空間に入っていて、本屋であり、本屋でないような不思議な空間だ。本が好きな方はニヤリとしてしまうだろう。
カフェで買ったコーヒーを片手に本を探すというちょっと信じられないような体験もできる。(写真の奥がカフェ)
シエスタハコダテ
何も本や芸術だけが文化なのではない。私がもう一ついいなと思うのが、函館一の歓楽街である五稜郭エリアにある、シエスタハコダテである。
この施設のモットーはつながりであり、最上階には誰でも無料で使用できるフリースペース「Gスクエア」もある。(これは函館の友達の入れ知恵である)
学生が主体となって地域を盛り上げる場にもなっているそうだ。
最近できたばかりの建物で、函館のまちづくりがまだまだ活気にあふれていることがわかるはずだ。
本当の魅力はいろんな人に会わなきゃわからないかもしれない
函館はいい場所である、とこうして伝えても、行ってみて、実際にそこに住んでいる人と話してみないとわからないかもしれない。もしかしたら、私が言っていることと真逆のことを言う人に会うかもしれない。私も函館の1つの側面しか見れていないのかもしれない。
ただ、そうだとしてもそんな側面を自分も知りたいと思えるくらい、十分にお勧めできる場所なのでぜひ訪れていただきたい街である。
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